中古車はどこで買うのが安い?販売店やディーラーの見分け方を解説
中古車を購入する場合、みなさんはどの要素を重視しますか?お気に入りの車種や年式、状態のよさ、充実したアフターサービスなど、いろいろな判断基準があることでしょう。なかでも、価格の安さに注目する人は多いはずです。そこで今回の記事では、どこだったら安く買えるのか、購入予定のみなさんのヒントになるような情報を紹介します。
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中古車の購入先はどんなものがある?
ひと口に中古車を買うといっても、複数の購入先があります。
最も一般的なのは、中古車販売店に直接赴いて購入することでしょう。この方法の最大のメリットといえば、展示された中古車を見学してさまざまな観点から判断できることです。ネット上でいくら情報を集めても、それだけでは決断しかねることも多いもの。現物を前にすれば、値段と質、2つの側面から自分の眼でじっくりと品定めできます。
また、不明な点があれば、スタッフにダイレクトに質問できるのもよさのひとつです。中古車販売店は交通量の多い国道沿いにあることも多く、通いやすいのも美点。リアルな情報をもとにできるだけ安く購入したい方に、うってつけの購入先といえるでしょう。
もうひとつの手段として、ディーラーで買うケースもあります。ディーラーのいちばんの特色といえば、メーカー認定の中古車のみを販売していることです。多彩なメーカーのいろいろな車種を取り扱う中古車販売店とは、その点が明確に異なります。メーカー認定車のために割高な傾向はありますが、品質や信頼性を大切にするなら、候補としておさえておきたい購入先です。
このほかにも、個人、あるいは業者別に分かれたオークションサイト、利用しやすい中古車検索サービスなども選択肢の中に入ります。同じ車でも購入先によって値段が変わってくるものです。賢くより安価で手に入れるためにも、購入先のセレクトは重要なステップになります。
中古車はどこで買うのが安い?おすすめの購入先
どこだったら中古車を安く買えるのか、みなさんもきっと知りたいことでしょう。本題に入る前に、購入先を検討する際の注意点を3つ確認しておきます。
まずは、フォロー体制が充実しているかどうかということ。たとえ安く入手できたとしても、購入後のメンテナンスサービスが整っていなければ、トラブルが起こったときにうまく対処できません。申し分のない条件、環境がそろっているかどうか、事前に見極めておくことが大切になります。
次に、経験豊富で的確なアドバイスしてくれる営業スタッフがいるかどうかです。初めて購入する方であればなおさらに、中古車のスペシャリストはありがたいもの。参考にすべき材料が増えると、その分、確かな車選びにもつながります。
最後に、中古車業界の動向を踏まえておくことです。実は、中古車販売店やディーラーでは、決算期の3月と中間決算期の9月になると、販売台数のノルマをクリアするため、中古車の値段を下げる傾向にあります。狙い時を外さない。これもまた、中古車購入の際には鉄則になります。万全のアフターサービス、中古車に明るいスタッフ、そして年に2度のお得になる決算期。
以上、チェックポイントに照らし合わせると、自動的にオークションサイトは選択肢からはじかれ、残るのは、中古車販売店か、ディーラーの2つです。
ただ、ディーラーに関しては、割高になりがちで、メーカー問わず車種の幅広さや価格自体の安さを考慮すると、最もおすすめの購入先は、中古車販売店になります。もちろん、これはあくまでひとつの目安に過ぎません。個人によって違う好みや趣向、立地条件などに応じて、自分なりの購入先を選んでみてください。
アフターサービスや保証がついているかにも注意しよう
前項でも軽く触れましたが、車は毎日使うものだけに、購入以降のことも想定しておくことが大事です。そういった意味で、保証やアフターサービスが十分かどうかは、欠かせないモノサシになります。たとえば、保証の有無は、安全安心面でも妥協できない項目でしょう。どれくらいの保証期間を目安にすればいいかというと、少なくとも6か月以上。走行距離が長かったり、古い年式のものだと、この期間のうちに不具合が起こったりすることもあります。
同時に、定期メンテナンスが用意されているかどうかも、気をつけておきたいポイントです。あらかじめ定期点検時に外観や内装、機械内部まできちんとメンテナンスしておくと、問題を未然に防げます。中古車販売店の中には、オイル交換や一か月点検も無料になっているところがあり、購入前にチェックしておくのもいいでしょう。
まとめ
中古車のよさといえば、新車よりもずっと手頃な値段で購入できることです。今回の記事では、安く中古車を買うならどこがふさわしいのか、いろいろと解説してきました。結論からいうと、値段や多彩な品ぞろえから、中古車販売店がベスト、という答えが導き出されます。もちろん、特定のメーカーに強いこだわりがあれば、ディーラーを選ぶのもピッタリな方法です。本稿で説明した情報はひとつのきっかけにほかなりません。ささやかな参考材料として、今後の中古車ライフに活用してみてください。